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4月, 2022の投稿を表示しています

PoseModeで体のねじれの値に平均値を入れる

 体のコントローラの値はすべて同じ値が入っているべきだと思っているので、そうなるようなスクリプトをChatGPTくんに作ってもらいました。 内容としては、 アーマチュア(PoseMode)の選択しているコントローラ(ボーン)のXYZの回転(オイラー)がズレている場合平均値を代入してくれるというものです。 Mayaと違って複数ボーンに同じ値を入れるのが結構めんどい(Alt押しながらEnter)ので。 PoseModeじゃないといけなかったり、選択しているキーフレームを取得するのが難しかったりしたので現在のフレームを対象としています。 import bpy import math # アクティブなオブジェクトを取得 active_object = bpy.context.active_object # オブジェクトが存在し、Poseモードであることを確認 if active_object and active_object.mode == 'POSE': # アクティブなポーズのフレーム番号を取得 frame_current = bpy.context.scene.frame_current # 選択されているボーンのリストを取得 selected_bones = [bone for bone in active_object.pose.bones if bone.bone.select] # ボーンごとの各軸回転の合計を初期化 total_rotation_x = 0.0 total_rotation_y = 0.0 total_rotation_z = 0.0 for bone in selected_bones: # ボーンの各軸回転を取得し合計に加算 total_rotation_x += bone.rotation_euler.x total_rotation_y += bone.rotation_euler.y total_rotation_z += bone.rotation_euler.z # 各軸の回転の平均値を計算 average_r

高頻度でフリーズするシーンのゴミを取り除いた話

最近、大した操作してないのに高頻度でフリーズするし、原因がいまいちわからないなーと思っていた。PC再起動、レガシービューポート、コントローラのせい?プラグイン?などなど対応してみたのですが、発生するタイミングがばらばらすぎる(コントローラを触った瞬間、視点を変更した瞬間など)ため原因不明。 そういえば評価モードってあったなーとそこから色々調べてみたら、Evaluation Toolkitというものを発見。Mayaの機能でシーンのボトルネックを調べてくれるらしい。調べるボタン押した瞬間に落ちたツールもあったですが、その中で良さそうなのを発見したので紹介します。 Scene Lintウィンドウ これでシーンをデバッグしてくれて、問題のある項目については解決するためのスクリプトを作成してくれます。その場で実行するか、スクリプトをコピーして編集してから実行するか選ぶことが出来ます。これの項目で、floating curvesという項目がmaya2020には存在したのですが、2019には無いようです。下の画像は2019なので別の項目で説明してます 開き方 ウィンドウ>一般エディタ>評価ツールキット>03)デバッグ>Scene Lintウィンドウを起動 結果 これが結果のウィンドウです。上記の通りfloating curvesがないのでflat animationでやっています。こんな感じで問題がある項目は赤く表示され、開くとどのオブジェクトに問題があるのか一覧されます。 そのまま適用を押しても良いのですが、念のためコピーを押してスクリプトウィンドウにコピーして確認するのも良いかもしれません。floating curvesを実行して出てきたオブジェクト名は 、見覚えのない名前ばかり。見覚えがあるっちゃあるけど全然別のプロジェクトで使用してたり、現在のシーンで読み込んだ覚えがない等。 floating curvesとはなにか おそらくオブジェクトとの接続が切れたカーブオブジェクトだと思います。なので、リファレンスが切れていても、上の一覧に表示されます。カーブオブジェクトは、animbotでシーンのカーブをすべて選択するときに出てくるようなオブジェクトで、実際のオブジェクトとは別で存在しているようです。上の一覧に表示されているオブジェクト名をselect "オブジェクト名